こんにちは。i-o-times編集部のJです。
ここ数年で一気に有名になったもののひとつが『ドローン』です。
登場したときは、どちらかというと、墜落したときに事故が起きるのではないか、テロに使われるのではないかなどマイナスイメージから有名になりました。
しかし、ある程度規制が進んだから、今では宅配用に使えるのではないか、災害時の情報収集に使えるのではないかなど、プラスの面から注目されています。
スマホアクセサリー業界でも、ドローンを活用したアイテムが登場してきています。そのひとつが自撮りにドローンを利用しようと、スマホケースにしてしまう事例まで出てきました。
今回はその最新事例をご紹介します。
AirSelfie (エアセルフィー)
AirSelfieは、英国AirSelfie Holdings Groupが世界規模で企画開発した、スマホケースに収納可能なドローンです。
ドローンとスマホをWiFiで接続し、スマホにダウンロードしたアプリを使って、ドローンの操縦と撮影操作することで自撮りが可能です。
4つのプロペラと500万画素のビデオカメラを搭載し、最大1080p/30fpsの動画撮影も可能です。
ドローン本体は、サイズは94.5mm×67.4mm×10.6mm、アルミ製なので重さはたった61g。最大で20mまで上昇、約3分の飛行が可能です。
ドローン本体には、260mAhの7.4vバッテリーも内蔵し、スマホケースから充電できます。また、4GBのmicroSDカードも内蔵しています。
スマホケースは、iPhone6・iPhone6 Plus・iPhone7・iPhone7 Plus・Samsung S7 edge・Google Pixelなど、現行の人気機種を網羅しています。
価格はスマホケースとドローンで31,598円(税込)。
スマホケースからドローンを取り出す姿は、まるでウォークマンからカセットテープやMDを取り出すかのようですね。
SELFLY camera(セルフライ)
SELFLYは、イスラエルの企業が開発したドローンで、普段はスマホケースに装着されています。
前述のAirSelfie同様、ドローンとスマホをWiFi接続し、スマホアプリを使って操縦することで自撮りが可能です。
4つのプロペラと800万画素のビデオカメラを搭載し、最大1080p/30fpsの動画撮影が可能です。
ドローン装着時のスマホケースのサイズは131mm×66mm×9mm、重さは70gと軽量。最大で20mまで上昇、約5分の飛行が可能です。ドローン本体は650mAhのバッテリーを内蔵しています。
スマホケースは、4~6インチのスマホケース全てに対応しています。日本での発売は未定ですが、海外での価格は99ドルからを予定しているとのことです。
SELFLYには、撮影する写真がぶれないように、高性能のスタビライザーが搭載されています。そのため、、ドローンを操作するというよりも、うまく撮るよう指示する感覚。
開発者のハゲイ・クレインさんは「スマホを見てどんな写真を撮りたいか操作するだけで良い。あとはドローンがやってくれる。ドローンを操縦する必要もない。どんな写真を撮りたいかを調整するだけだ」と話しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ドローンは随分と有名になりましたが、まだ触ったことがない人も多いのではないでしょうか。
ドローンもスマホケースとしてポケットに入れて持ち歩けるほど小型化し、身近な存在になりました。スマホケースでドローンを初体験するのもよいのではないでしょうか。