こんにちは。i-o-times編集部のJです。
今回は、見事クラウドファウンディングの資金集めに成功したユニークなスマホグッズを紹介。そのスマホグッズとは「Symlis Sparrow(シムリススパロー)」です。
一見すると、ガラケー時代のケータイストラップのようです。しかし、コンパクトながらも「micro USBケーブル」「micro SDリーダー」「USBメモリ」が一つに収まった優れもの。
以前の記事で、ボールペン型の似たような海外ガジェットを紹介しましたが、スマホニーズの多様化によって、万能型のスマホグッズにブームの兆しがあるようです。
Symlis Sparrowが使ったクラウドファンディングって?
クラウドファンディングとは、群衆を意味する「Crowd(クラウド)」と 資金調達を意味する「Funding(ファンディング)」を組み合わせた造語。インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組みを指しています。
簡単に言うと、「こういうものを作ろうと思っているのですが、お金を出してくれる人いますか~?」とインターネット上で聞いてみて、興味がある人からお金を出してもらう仕組みですね。
そのクラウドファンディングで目標金額の5倍以上のお金を集めることに成功したのが、今回主役「Symlis Sparrow」というスマホグッズです。
USBメモリとしても使える
Symlis Sparrowは、単なるmicro USBケーブルではありません。本体には、micro SDカードを入れられますので、USBメモリとしても機能します。
Symlis Sparrowの片方だけをPCにつなぐと、通常のUSBメモリとして使えます。両端をPCとスマホにつないだときは、micro USBケーブルとして機能。
そして衆目すべきは、micro SDカードリーダにもなっていること。これによって、スマホ同士のデータのやりとりが便利になりました。
スマホ同士のデータやりとりがストレスフリー
スマホからスマホへのデータ移動は意外に面倒なことです。
多くのひとは、DropboxやiCloud・Google Driveなどのクラウドサービスを、スマホ間のデータのやり取りに使うと思います。
容量の小さいデータであれば問題ありませんが、容量が大きいデータだとwifi環境以外では、データを送る方も受ける方も躊躇してしまいます。
契約しているデータ通信の上限をすぐに超えてしまって、月の残は低速で我慢。なんてことになると悲しいですよね。
もちろん、android端末であれば、SDカードでやり取りできる機種も多いです。しかし、スマホ本体に入っているSDカードには、他人に見られたくないデータが入っていることも。
また、SDカードを抜き出すのが意外と面倒で、ちょっとやりたくないと思うのが本音でしょう。
Symlis Sparrowの形状はただのmicro ケーブル。充電するくらいの感覚でつなげます。躊躇することなく、スマホ間のデータの受け渡しができるでしょう。
Symlis Sparrowの中に、受け渡し用としてSDカードを入れておけば、元々見られたくないデータは入れることはありません。
操作も簡単。本体のSDカードから渡したいファイルだけコピーすればよいので、他人に見られたくないというストレスも感じることがありません。
まとめ
まとめると、Symlis Sparrowは一つで
- micro USBケーブル
- micro SDリーダー
- USBメモリ
の3つの役割を果たすことで、スマホ間のデータ移動も簡単にできます。しかもストラップの形状で、非常にコンパクトという優れものです。
仕組みはシンプルですし、既存の技術を組み合わせれば、すぐにできそうなものでもあります。まさに発想の勝利という製品でした。
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