みなさんは、スマホケースを購入するとき、どこに行きますか?
家電量販店やキャリアショップなど実店舗?それともAmazonや楽天などのネットショップ?
これらの定番の販売チャンネルに加え、今では、雑貨屋やアパレルのお店など、いろいろなところでもスマホケースが購入出来る時代になりました。
さて、多くの購入チャンネルがあるスマホケースですが、意外と知られていないのが、ハンドメイドマーケットアプリです。
とくにminneとCreemaは、手作りの作品を気軽に出品・購入できるスマホアプリとして大変人気があります。
個性的なクリエイターが、オリジナルのスマホケースを販売していますので、一味違うユニークなスマホケースを購入することができます。
今回i-o-timesでは、ユニークなスマホケースをハンドメイドマーケットアプリにて販売するクリエイターに注目しました。
有名な販売店では流通していないため、目立たない存在ではありますが、スマホアクセサリー業界を影で支えるひとたちでもあります。
これから数回にわたって、個性的なスマホケースクリエイターをシリーズで紹介したいと思います。
第一回目は抽象画家のtaro3さんです。
抽象画家taro3とは
簡単にtaro3さんプロフィールを紹介します。
■プロフィール
- 1978年、九州に生まれる。
- 30代半ばに、戸籍上の性別を女性から男性に変更。
- 現在は結婚し、2人暮らし。原因不明の脳の血流低下から、解離性健忘の障害を持ち、途切れがちな記憶を何とか埋めながら暮らしている。
■主な展示歴
- 2016年 4月 第9回プラチナアート大賞展2016 入選展示
- 2016年 9月 ShareArtAward2016 3作品 入選展示
- 2017年 1月 ACTアート大賞展展示
様々な経験をされているtaro3さん。
これらの経験から、生命の神秘を強く意識するようになり、本格的な創作活動を開始したのは2015年。
自分自身の内側との対話から生まれる作品は、アクリル絵具やインク・パステル・墨・ニスなどを使って表現され、理想に近づけるためなら画材の種類を問わず採用して描いています。
「アートには、気持ちを高めたり、安らげたりというような心を動かす見えない力(エネルギー)があると思っています。」(taro3さん)
そんなアートをもっと身近に感じてもらいたいと思い、スマホケース創作も始めました。
taro3が創るスマホケースの世界
taro3さんから生まれるスマホケースは、独特の不思議な世界観が魅力な一方、色彩がカラフルなデザインのため、世代を問わず人気があります。
「手にした人が自分の世界を大切しようと感じられるように、感性を刺激するようなデザインを心がけています。」とtaro3さんが言うように、自分らしさをお洒落にアピールできるとのことで、とくに女性から高い支持を受けています。
また、原画が手描きのため、プリントにも関わらずそのデザインには温かみがあり、詩的で独創なタイトルが各作品についていることから、一目惚れで購入される方も多いようです。
購入者からの口コミを見てみると、感性に触れるデザインということがわかりますね。
- 見ているだけで心が潤うような、一目惚れした時の嬉しさを思い出せるような絵
- 繊細で大胆で、なんともいえないきれいな色合い
- スマホを触る度に幸せな気分になる
- 人に自慢したくなる
- 視界に入るたび気分が上がる
- 見る度に気分が上がる
taro3おすすめスマホケース5選
ここでは、数多くあるtaro3さんのスマホケースから、とくに素敵なスマホケースを5つご紹介します。
タイトル『雨を眺める』
一番売れている人気のスマホケース。
実はこのケース、元々はスマホケースにしようと思っていなかった絵だったそうです。ところが、この絵で手帳型スマホケースを作ってほしいと強い要望があり、スマホケースにしたんだとか。
そのため、taro3さんとしては、スマホケースとしてはどうなのかなと迷いのある作品でもあったそうです。しかし結果的には、このケースが一番の大ヒット商品となったそうです。
『雨を眺める』の購入はコチラ(外部リンク):https://minne.com/items/3470106
タイトル『いつかのそら』
シンプルで色んなスタイルのファッションにも合うデザイン。デジタル画像にはない温かみのある深い色合いが魅力です。
『いつかのそら』の購入はコチラ(外部リンク):https://minne.com/items/6549636
タイトル『灰色の夜が明けて』
taro3さんのスマホケースは、タイトルにも特徴があって個性的ですね。タイトルで購入を決めたという方もいるそうです。
『灰色の夜が明けて』の購入はコチラ(外部リンク):https://minne.com/items/4026162
タイトル『すべてがはるいろ』
パステル系のポップなデザインのケースも人気があります。
『すべてがはるいろ』の購入はコチラ(外部リンク):https://minne.com/items/3969697
タイトル『ひかりのおと』
こちらのスマホケースの原画は、ある公募展で入選した作品だそうです。
『ひかりのおと』の購入はコチラ(外部リンク):https://minne.com/items/5189969
まとめ
アートには、ひとの心を動かす見えないエネルギーがあります。そんなアートをもっと身近に感じてもらいたいと思い、taro3さんはスマホケース創作を続けています。
「印刷も良いものですが、やはり絵画は原画の方が迫力がありますし、エネルギーを直接感じることができて面白いです。なので、実際の原画を間近で観てみたいという人が増えるとうれしいですし、絵画を買うという習慣が当たり前な時代になるといいなと思っています。」 (taro3さん)
アートというと、どこか遠い世界の存在の気もします。taro3の作品をきっかけに、まずはスマホケースからアートを生活に取り入れてはいかがでしょうか。