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こんにちは。i-o-times編集部のJです。

「スマホを使用して電磁波を浴びると健康に悪い」という話は聞いたことがありますか?

なんとなく危険かなと思いつつも、「電磁波ってそもそも何?」「ホントかな?」と思っている人もいるかと思います。

そこで、今回は電磁波とその危険性、対策について取り上げたいと思います。

電磁波とは?

電磁波とは、電気と磁気の両方の性質を持つ波のことで、電気を使う際に必ず発生するものです。

しかし、自然界でも電磁波は発生しています。例えば、紫外線や赤外線も電磁波の一種です。

では、スマホや電化製品から出ている電磁波は、自然界の電子波と何が違うのでしょうか。

それは、周波数です。電磁波はその名の通り「波」の性質があります。1秒間に波が1往復する回数を周波数といい、ヘルツ(Hz)という単位で表されます。

1秒間に1往復すると1Hz、100往復すると100Hzということになります。

自然界の電磁波は、テラHz(テラ=10の12乗)を超える周波数です。スマホや電化製品の周波数はギガHz(ギガ=10の9乗)、メガHz(メガ=10の6乗)レベルです。

電磁波の危険性は?

様々な研究がありますが、公的な組織の見解としては、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)の見解があります。

IARCは、2011年5月に、携帯電話の電磁波の発がん性評価を行った結果、「発がん性があるかもしれない」(グループ2B)に分類したと発表しました。

外部リンク:IARC(※PDFファイルが開きます)

この分類によると周波数は、鉛や排気ガス・コーヒーと同じ発ガン性のレベルということになります。

鉛・排気ガスと聞くと結構危ない気がしますし、コーヒーと聞くとなんだか大したことがないようにも見えますね。捉え方が難しいところです。

今後研究が進んで、大して危険はなかったと評価される可能性もありますが、やっぱり危険だったと評価されることも十分あります。

実際に、iPhoneで【 設定 ‹ 一般 ‹ 情報 ‹ 法律に基づく情報 ‹ 高周波曝露 】で取り扱いの注意点を確認すると、「人体から5mm以上離して下さい」と記載されていますので、スマホと近接していることのリスクは考慮しておいたほうが良いでしょう。

電磁波対策は?

それではスマホの電磁波に対して、どのような対策を取ればよいのか?

iPhoneの取り扱いの注意点でも書かれているように、人体からなるべくスマホは離して使った方がいいでしょう。スピーカーフォンで話したり、イヤホンマイクで話すということが一つの方法ですね。

また、ケースに金属部品がある場合もリスクを高めてしまう可能性があるようです。これもiPhoneの取り扱いの注意点に書かれています。

プラスチックなど金属素材以外のスマホケースなどにすればよいのですが、やはり金属ぽく見えるケースの方がかっこいいと思う人には、こんなケースもあります。

金属ぽく見えますが、PC(ポリカーボネート、プラスチックの1種)素材でできているので、スマホから出る電磁波対策の観点からも安心です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スマホの電磁波が人体に危険があるのかないのか。いまのところ何ともいえません。
ただ、ちょっとした電磁波対策は簡単に取れるので、安心してスマホを使いたいですね。

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