こんにちは。i-o-times編集部のYです。
「外出先での音楽はスマホで聴く」というのは今や当たり前ですが、音楽を聴くためのイヤホンジャックには、イヤホンやヘッドホンを挿込んで音楽を聴く以外にも使い方がたくさんあります。
今回は、意外と知られていないスマホのイヤホンジャックの使い方を紹介します。
1.イヤホンジャックピアス
もともとはイヤホンジャックにホコリやゴミが入らないようフタをするための用途だったのが、今ではイヤホンジャックピアスとして立派なスマホアクセサリーとなっています。
注意したいのが、イヤホンジャックピアスをスマホに挿したまま折れてしまい、根元のブラグ部分が差込口に残って抜けなくなってしまうことです。
最悪の場合、永久にイヤホンが使えなくなってしまうこともありますので、デザイン性と同時に耐久性も意識するようにしましょう。
2.スマホにストラップ取り付ける
[Photo by Pluggy Lock](http://pluggylock.links.co.jp/)市販されているスマホの多くにはストラップを通す穴(ストラップホール)がありません。イヤホンジャックを利用してストラップホールをつくることもできます。
ここで心配なのが、ストラップをつけたときにイヤホンジャックから取れてしまわないかどうかです。イヤホンの場合は、スマホから着脱しやすいことは大切ですが、ストラップの場合はそうはいきません。
その問題を解決してくれるのが、Pluggy Lockです。
Pluggy Lockは、イヤホンジャックに挿入したあと、時計回りに回転させることで、先端のゴムが膨らみしっかりホールドしてくれます。iPhoneに使用した場合の検証テストでは、3.2kgまでぶら下げることができていますので、通常の使用範囲では安心といえるでしょう。
3.FMトランスミッター差し込み口として
カーステレオなどでスマホ内の音楽を流したい時に便利なのがFMトランスミッターです。現在はBluetooth方式で音楽もストリーミングするものが多くなってきましたが、Bluetoothに対応していないステレオもまだまだ多くありますので、一台もっておくと重宝します。
使用方法はいたって簡単。イヤホンジャックにFMトランスミッターを挿入して、あとはステレオのFMラジオのチャンネルを合わせるだけです。
4.赤外線通信のアダプタにできる
ガラケー世代のアダルトには当たり前だった赤外線が、現在のスマホにはほとんど付いていません。イヤホンジャックには、アダルトが慣れ親しんだ赤外線通信機能をスマホに付けてくれる能力もあります。
専用の機器をイヤホンジャックに差し込めば、ガラケーの友達とも安心してメールアドレスや連絡先を交換することが可能となります。
5.スマホをテレビやエアコンのリモコンにすることもできる
イヤホンジャックに赤外線機能を付加できるということは、スマホをテレビやエアコンのリモコンに変えることができることを意味します。
テレビやエアコンのリモコンが家の中で行方不明になったとき、スマホがリモコンになるといざというとき安心です。
6.自撮り棒のシャッター機構を接続できる
人気の自撮り棒のシャッター機構には、イヤホンジャックを使用するものもあります。
自撮り棒で手元にシャッターがあるタイプは、Bluetoothなどの無線かイヤホンジャックの2つが主流です。
Bluetoothは一度設定すると、再接続が簡単なことがメリットですが、慣れてない方にとっては初期設定が非常に煩わしいものでもあります。また、無線の自撮り棒は電波法による規制対象ですので、技適マークが貼られていない商品は電波法違反となって処罰の対象となる可能性があります。
一方、イヤホンジャック方式であれば有線ですので電波法は関係ありません。また、スマホとの接続方法も、使いなれたイヤホンジャックを差し込むだけですので、機械オンチの方でもなんてことなく扱いこなすことが可能でしょう。
7.ガイガーカウンター(放射線量測定器)もつけられる
東日本大震災以降、放射線量が気になるひとが増えました。得体がしれないものだけに、一度気になりだしたら、どこもかしこも気になると思います。特に、子供が遊ぶ公園や自宅の庭など気になるところです。
ガイガーカウンターも手に入れやすくなりましたが、それを毎日持ち運ぶのは面倒です。
しかし世の中には、イヤホンジャックに差し込むだけで、簡単に放射線量を測定できる便利なツールがあります。
サンコーのイヤホンジャックガイガーは、超小型ですので普段はバックの隅に忍ばせておいて、気になる場所でさっと取り出し、イヤホンジャックに挿すだけで簡単に放射線量を測定することができます。
8.スマホをレーザーポインターにもできる
イヤホンジャックをレーザーポインターに換えることもできます。
iPinは、お手持ちのiPhoneやiPodtouchのイヤホンジャックに挿すだけで、強力なレーザーポインターになります。電池も不要ですので、大事なプレゼンなのに電池がない!ということも心配ありません。
9.物理ボタン化を割り当てできる
イヤホンジャックを利用すること、お手持ちのスマホに物理キーを追加することもできます。
「i-click」や「i-Key」をイヤフォンジャックに挿入して、頭に付いているボタンを押すだけで、電話やカメラの立ち上げや、メール画面の表示、ライトを点灯などを呼び出すことができます。
専用のアプリから、どのアプリを割り当てるか自由に設定することができます。
10.イヤホンジャックでアプリをロック
イヤホンジャックを鍵穴に見立てて、アプリをロックすることも可能です。
サンワダイレクトのAP Lockは、スマホのイヤホンジャックに挿入することで、特定のアプリを他人が開けないようロックすることができます。
最近は、某タレントのLINE流出など、何かとスマホ内の情報流出が話題となっていますので、イヤホンジャックをうまく活用して、大事な個人情報の流出を防ぎたいものです。
まとめ
スマホのイヤホンジャックにはイヤホンやヘッドホンを接続して音楽を聴く以外にもたくさん使い方あります。気に入った使い方があったら、ぜひ試してスマホの可能性を広げてみてください。