こんにちは。i-o-times編集部のJです。
スマホの画面が割れている人、たまに見かけますよね。ついうっかり手を滑らせてスマホを落としてしまって、液晶画面を割ってしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
画面が割れた悲しいスマホを見るたびに、「液晶保護フィルムを買わなくては」と思う方も多いはず。
しかし店舗へ行ってみると、売場の壁一面に掛けられている液晶保護フィルム。「種類が多すぎるし、説明文を見ても何の違いがあるのかわからない、、、」という声をよく聞きます。
そこで、今回は液晶保護フィルムの選び方のポイントをまとめてみました。
液晶保護フィルムの選定ポイント
液晶保護フィルムを選ぶにあたっては、機能・厚みと形状・その他特徴を考慮する必要があります。
画面の保護が目的ですので、できれば硬度の高いガラス素材のものを選ぶと良いでしょう。PETなどの柔らかいプラスチックできた液晶保護フィルムは安価に購入可能です。しかし、スマホの画面を保護する目的であれば、強化ガラス製の液晶保護フィルムを選べば間違いありません。
液晶保護フィルム(液晶保護ガラス)には保護機能を示す「硬度」だけではなく、その他の機能がついていることが一般的です。
また、ケース装着や見栄えを考慮するならば、液晶保護フィルムの厚みや形状、その他の特徴もしっかり押さえておきましょう。
1. 硬度
画面保護フィルムは、画面を割れにくく保護するという観点で、硬さを示す硬度を重視することがポイントです。
パッケージには「3H」「5H」「9H」のように記載されています。これは硬度を表します。数字が大きいほど硬いことを示しています。
鉛筆には「HB」や「2B」と濃さを表す表記が印字されています。実は、液晶保護フィルムの硬度の規格も鉛筆硬度と同じ、JIS規格に従った表記なのです。
最も硬度の高い鉛筆は「9H」です。硬度「9H」の鉛筆で5回ひっかいても、1回以下しか傷つかないフィルム(ガラス)が硬度9Hと呼ばれます。
2. 機能
最近のフィルム(ガラス)には、保護だけでなく、別の機能が付加されているものも多くあります。付加されている主な機能としては、ブルーライトカット・のぞき見防止・抗菌があります。
2-1. ブルーライトカット機能
ブルーライトとは、「波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のことで、ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っています。
強いエネルギーをもつブルーライトが眼に入ると、眼だけはなく身体に大きな負担をかけると言われています。
ご存知の方も多いと思いますが、スマホからもブルーライトは当然出ています。つまり、スマホの画面を見るということは、常に眼と身体に負担をかけているということなのです。
ブルーライトカット機能のある液晶保護フィルムは、ブルーライトを軽減する効果があります。スマホの画面を見ると眼が疲れるという方は、ブルーライトカット機能のある液晶保護フィルムを選びましょう。
2-2. のぞき見防止機能
のぞき見防止機能とは、スマートフォンを正面以外から見たときに、画面を見えなくする機能です。電車などで他人に画面を見られるのが気になる方に向いている機能です。
のぞき見防止機能の付いた液晶保護フィルムには「180°」「360°」と角度が表記されているものがあります。画面を上にスマホを平らな場所に置いたとき、角度が「180°」のものは左右から、「360°」のものは上下左右から画面が見えなくなります。
2-3. 抗菌機能
抗菌機能とは、フィルム表面についた雑菌を減らす効果ことを指します。トイレでも食事中でもスマホを使う、という方は抗菌機能のある液晶保護フィルムを選んだほうが良いかもしれませんね。
3. 厚みと形状
PETなど薄いフィルムの液晶保護フィルムであれば、その厚みは問題になることはありません。
しかし、ガラス製の液晶保護フィルムの場合、その厚みによってケースに入らないという事態もありえるので、厚みと形状については確認が必要です。
スマホケースの素材がアルミなど金属製の場合、スマホケースには柔軟性がありません。そのため、厚みのある液晶保護フィルムを選んでしまうと、スマホケースに入らないということが起こり得ます。
お使いのスマホケースに柔軟性が無い場合は、薄い液晶保護を選ぶか、ラウンドエッジ加工された液晶保護フィルムを選ぶと良いでしょう。
※ラウンドエッジ加工とは、ガラスの端に丸みを持たせる加工のことです。ラウンドエッジ加工によって、スマホケースに入りやすくなります。
4. その他のポイント
液晶保護フィルムを選ぶ際に、他に確認すべきポイントはアンチグレアかどうかです。「グレア」は光沢の意味で、アンチグレアとは光沢がないという意味になります。
アンチグレアの液晶保護フィルムは、光沢のある液晶保護フィルムとの比較で、指紋や脂が目立ちにくく、映り込みが少なく、指の滑りもよいとされています。しかし、その代わりとして、画面の色鮮やかさが劣るといわれています。
その他にも、洗って何度も貼り直しできる液晶保護フィルムもあります。液晶保護フィルムを貼るのに、ほこりや気泡が入って失敗してしまうこともありますので、ありがたい特徴ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これらのポイントを理解しておけば、店頭でも途方に暮れることなく自分で選んだり、わからない点があっても店員さんに聞けるのではないでしょうか。
思い立ったら即行動。液晶画面を保護したい人は、自分に合った液晶保護フィルムを見つけに行きましょう。