2015年の12月に突然発表されたApple純正のバッテリー内臓ケース。個性的な背面の「コブ」デザインは「Apple信者への踏み絵では?」と話題になりました。
そんな個性的なデザインのケースを発売するApple社の斬新さには感心しますが、海外にはもっと個性的なiPhoneケースがあります。今回は特徴的な機能を持ったiPhoneケースを厳選してご紹介します。
Mous Musicase イヤホンコード収納可能なiPhoneケース
Mous社から発売されているMous Musicaseは、iPhoneケースにイヤホンコードが収納できるように設計されています。
外出先で音楽を楽しもうとiPhoneを取り出した時に、イヤホンコードが絡んで「あ~もう!」と経験は誰もがあることだと思います。
Mous MusicaseでiPhoneを包んであげれば、そんな煩わしさから解放されます。コードが絡んでイライラしている人を尻目に、スマートにイヤホンを引き出し、華麗に「どや顔」をする。そんなスマートフォンライフも素敵ですね。
Mous社のHPによると価格は17.99ユーロ(約2,400円)からとなっています。残念ながら日本での発売は現在のところ未定のようです。
Mous社HP(外部リンク)http://www.mous.co/
R79X Antenna Case アンテナを拡張させるiPhoneケース?
アメリカのReach Case から発売されているR79Xは、通信電波用の内臓アンテナを拡張させることができる次世代のiPhoneケースです。
R79Xケース内には薄いアンテナ(micro-thin antenna)組み込まれています。R79XにiPhoneを装着すると、micro-thin antenna とiPhone内蔵アンテナが結合して、アンテナ強度を増強させることができます。
さらにケース背面をスライドさせることで、iPhoneのアンテナ強度はマックスとなります。
日本ではインフラが整っているので、電波の弱くて困るというような場所はほとんどありませんが、山や海などに行くことが多い方は重宝しそうなケースです。
価格はiPhone 6/6s Plus用で59.99ドル(約7,000円)、iPhone 6/6s用も同じく59.99ドルとなっています。
Reach Case HP(外部リンク)http://reachcase.com/
popSLATE 背面をセカンドスクリーン化できるiPhoneケース?
popSLATEをiPhoneに装着すれば、簡単にiPhoneの背面をセカンドディスプレイにできます。
ディスプレイは、Kindleなど電子書籍とおなじE-Inkです。消費電力を抑えながら、好みの画像やニュースヘッドライン・ソーシャルメディア・メモ・予定表などを表示させることができます。
E-Inkディスプレイは、紙と同じように反射光を利用して表示を行います。そのため、日光に当たっても画面が見やすく、屋外でちょっと地図を確認したいときなど重宝しそうです。
難点としては、バッテリーが独立しているのでiPhoneとは別に充電をしないといけないことでしょうか。ただpopSLATEは非常に省エネですので、満充電で約7日は動作するとのことです。
価格はiPhone 6/6s用で129ドル(約15,000円)~となっています。残念ながらiPhone 6/6s Plus用は販売されていないようです。
PWR Case 直接コンセントに挿せる取り外し可能なバッテリー内蔵ケース
アメリカのProng社から発売されているPWR Caseは、iPhoneの充電をコードレスにしてくれるバッテリー内蔵型ケースです。
PWR Caseの特徴は、バッテリー部分とケースが簡単に取り外しできることと、バッテリー部分が電源コンセントになっている為、直接充電ができることです。
そのため、バッテリー内臓ケースとしてiPhoneを長持ちさせることはもちろん、煩わしい電源コードを持ち運ぶことなく出先で充電できます。またバッテリー部分を外せるので、ポケットを膨らませたくないときも重宝しそうです。
何かと荷物が多くなりがちな旅行や出張の時などに大活躍しそうなケースといえます。
価格はiPhone 6s/6用で99ドル(約12,000円)。残念ながらiPhone 6s/6 Plus用は取り扱いがされていないようです。カラーは4種類から選べます。