こんにちは。i-o-times編集部のYです。
あるマーケティング会社の調査によると、スマホユーザーの半数以上が現在使用中のスマホのバッテリーの持ち時間に不満を持っているそうです。
そんなユーザーニーズを反映して、街の家電量販店やECショップには、多くのモバイルバッテリーが販売されています。
みなさんも少なくとも1台はモバイルバッテリーを持っているのではないでしょうか。でも、いざ使おうと思ったときに電池切れ・・・なんてことありますよね?
これからは、家や会社でバッテリーを充電する時代ではありません。充電は常にするものなのです。
え?どうするかって?
それは、太陽電池を身に着けてしまえばいいのです。そうすれば、街中でも山奥でも明るいところであれば、常に発電ができるではありませんか。
そこで、今回は身に着けることができるユニークなソーラー発電アクセサリーをご紹介します。
Lifepack ソーラーバッテリー内臓バックパック
まず紹介したいのがソーラーバッテリーが内蔵されたバックパック「Lifepack」です。商品を見れば一目瞭然。太陽光発電パネルが背面についています。
内蔵されているモバイルバッテリには、USBポートが2つついているので、スマホやタブレットなど2台まで同時に充電できます。
また、気になるバッテリ容量は、「iPhone 6」を12回フル充電できる程度だそうです。これは、相当な電力量なので、ソーラーエネルギーだけでフル充電するには、相当の紫外線も浴びる必要もありそうです。
そこでLifepackには、micro USBの充電ポートもついているます。あらかじめ、自宅で充電しておいて、ソーラーエネルギーを使って補助的に充電するものと考えておいた方がよさそうです。
Lifepackは、クラウドファンディング商品ですが、すでに目標金額以上の資金が集まっているようですので、予定通り発売されるでしょう。
ソーラーバッテリー付きキャップ SOLSOL
頭は、立っているときに一番日光を受ける部分です。それなら帽子にソーラーバッテリーを付ければ、日光を遮ると同時に発電もできる。そんな帽子があれば、まさに一石二鳥ですよね。
そんなこと実現するのが「SOLSOL」です。
SOLSOLは、キャップのつばの部分がソーラーパネルになっているので、頭の上でソーラー発電ができます。
キャップの後方にUSB接続口がついているので、スマホやタブレットを含むUSBで充電できるアイテムであれば何でも充電できてしまいます。
ただし、SOLSOLには蓄電機能がありません。外出先や旅先など、外でスマホを使用しながら同時に充電するというような使い方になるでしょうか。
また、最大出力が1.45Wと弱めですので、もし充電するのであればいつもの充電時間より2~3倍の時間がかかるでしょう。もちろん、曇りの日などは給電すらされないかもしれません。
サイクリングのナビ替わりにスマホを使っている人には、便利なアイテムといえそうです。
気になるSOLSOLの販売ですが、クラウドファンディングサービスINDIEGOGOで出資を募っていたが、残念ながら目標の出資金額に届かず、発売の目途はたっていません。
ぜひ、あきらめずに商品化を目指してほしいものです。
発電する財布 SUNO WALLET
モバイルバッテリーを家で充電したまま忘れてしまい、肝心な時に使えない!ということ、よくありませんか?そんな忘れやすい人でも、財布を家に忘れるということはめったにないと思います。
SUNO WALLETは、ソーラーパネルが表面についた財布です。しかも、バッテリー機能も内蔵しています。
財布の表面がソーラーパネルになっていると聞くと、固くて使い勝手悪そうな感じがします。しかし、SUNO WALLETに使われているソーラーパネルは、厚さ1マイクロメートル(1mmの1000分の1)以下の膜を、何層にも重ねています。そのため、柔軟性があり、財布の表面に貼り付けも問題なく使用できるのです。
またSUNO WALLETは、1500mAhのバッテリーも内蔵しています。発電されたエネルギーを無駄にしません。
すなわち、発電した電気は全てバッテリーに充電され、屋外でも屋内でも財布を出しておけば常に発電されます。いざというときにバッテリー切れということとは無縁なのです。
まとめ
ウェアラブル端末という言葉が以前話題になりましたが、そのうちウェアラブル発電という言葉が流行るかもしれません。気に入った商品があれば、ゲットして将来の流行を先取りしてしまいましょう。
21世紀はエコの時代です。今回ご紹介した商品をうまく使って、エコなスマホライフを満喫してみてはいかがでしょうか?