こんにちは。i-o-times編集部のYです。
先日、横浜で開催された日本最大のiPhoneケース展示会である、その名も「iPhoneケース展」に参加してきました。
その模様をレポートします。
iPhoneケース展とは
iPhoneケース展は、「ここでしか買えない世界で1つのiPhoneケース」をコンセプトに、iPhoneを扱うメディア関係者とクリエイターによる有志で2010年に発足しました。
毎回100名を超えるアーティストが参加し、東京・横浜だけでなく、名古屋・大阪やバリでも開催されています。イラストレーター・ファッションデザイナー・漫画家など多種多様のアーティストが作った、ユニークで個性的かつ独創的なiPhoneケースが多数展示されています。
また同時に、国内外の有名iPhoneケースやアクセサリーメーカーが、即売会する展示会としても人気があります。
開催場所は横浜みなとみらい赤レンガ倉庫
今回参加したiPhoneケース展は、9/17(土)〜18(日)に横浜みなとみらい地区にある赤レンガ倉庫で開催されました。
当日はあいにくの小雨模様でしたが、連休中日ということと、隣で音楽イベントも開催されていたことから、会場周辺は多くのひとで混雑。
会場は、1Fがメーカーによる展示ブース&即売会場、2Fがアーティストによる作品展示会&ワークショップとなっています。
以前、i-o-timesでも紹介した「スポットラグジュアリースマホケース」のクロコダイル革スマホケースとコードバンスマホケースも展示されていました。
気になったiPhoneケースの紹介
ここでは、メーカーによるiPhone展示ブースより、編集部Yが気に入ったユニークなiPhoneケースを2つ紹介します。
会場でも大人気!ぬいぐるみケース「ZOOPY」
iPhoneケース展会場内も大変な混雑でしたが、一角だけ若い女性の「かわいい!」という声で賑わっている一角があります。一見、かわいらしいぬいぐるみが展示されているようです。
よく見ると、なんと、ぬいぐるみがiPhoneにしがみついているではありませんか!
どこをどう見てもiPhoneケースには見えませんが、れっきとしたスマホケース。ZOOPYという名前で話題のスマホケースです。
ぬいぐるみがiPhoneにくっついているだけのように見えますが、ZOOPYはしっかりとiPhoneに固定されています。そう簡単には外れることはなさそうです。
また、本体の露出部分が多く、手帳型のような代表的なカバーに比べると、ケースとしての保護性が劣ることはいなめません。
しかし、ここにZOOPYのこだわりが垣間見えます。
よくみると、動物さんの手足がスマホの角を守っており、万が一スマホを落とすことがあっても、致命傷だけは免れそうです。
意外にも、ZOOPYの生みの親であるシマシマ株式会社の社長は元エンジニア。タレントやモデルの間に使われたことから、カワイイだけが一人歩きして人気となっているZOOPYですが、ケースとしてのこだわりもあると担当の方は語っていました。
基板マニア垂涎!プリント基板アートケース「moeco」
つぎは、裏側にプリント基板で装飾されたスマホケースです。
プリント基板アートケース「moeco」はただ基板の柄がスマホケースにプリントされているわけではありません。
プリント基板のプロフェッショナルが基板CADでデザインし、基板に電子部品を実装(はんだ付け)しています。そうです。本物の基板、本物の電子部品なのです。
それもそのはず。メーカーは大阪でものづくり30年の株式会社電子技販。子どもの頃から基板萌えである社長が、moecoを考案。プリント基板を設計・販売するプロが見ても欲しくなるようなデザインにこだわっているそうです。
また「moeco」は本物のプリント基板だけではありません。iPhoneが発する電磁波を電気に変換することで、基板の中のLEDが光るのです。ガラケー時代の初期に中高生で流行っていた光るアンテナと同じ原理を利用していますので、外部電源は必要ありません。
スマホの電磁波で生じる電気は微小ですので、光るLEDは一個だけ。しかし、美しく配線されたプリント基板が鮮やかに光る姿は芸術といっても過言ではりません。
まとめ
今回紹介したスマホケースは、編集部Yが独断と偏見で気に入ったものです。
iPhoneケース展は、実用的でユニークなスマホケースから、とてもケースとは思えない芸術的なスマホケースまで多数展示されています。
また、実際にオリジナルスマホを作成できるワークショップやスマホケース専門家のトークショーなど多くのイベントも用意されています。
全国各地で年に数回は開催されているようなので、機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。